コラム|月寒中央駅で歯科をお探しの方はやまぐち歯科こども歯科まで

〒062-0020
北海道札幌市豊平区月寒中央通7丁目6-20
JA月寒中央ビル5階

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コラムcolumn

【札幌の歯科医監修】歯科材料アレルギー(金属・レジン)一覧と回避方法





【札幌 月寒】矯正のアレルギー(金属・ラテックス)対策|やまぐち歯科こども歯科(認定医監修)












【札幌 月寒】矯正のアレルギー(金属・ラテックス)対策|やまぐち歯科こども歯科(認定医監修)

札幌市で金属アレルギーやラテックスアレルギーが心配な方も、当院なら安全に矯正治療を受けられます。

この記事の要点まとめ:
・矯正治療はアレルギー体質(金属・ラテックス)でも安全に行うことが可能です。
・金属アレルギーには、マウスピース矯正やセラミック装置などメタルフリーの選択肢があります。
・札幌の当院はラテックスフリー環境を徹底。ダブル認定医が安全な治療計画をご提案します。

「金属アレルギーだから矯正は無理?」
「ゴム手袋でかゆくなるけど、治療は大丈夫?」

「歯並びは治したいけれど、アレルギー体質だから……」と、矯正治療をためらっていませんか?特に、歯科治療で使われるゴム手袋でかゆみが出た経験があるラテックスアレルギーの方や、アクセサリーでかぶれる金属アレルギーの方は、治療への不安も大きいことでしょう。

しかし、現代の矯正治療は大きく進歩しています。札幌市豊平区月寒のやまぐち歯科こども歯科では、アレルギーのリスクを正しく理解し、適切な材料や装置を選択することで、アレルギーをお持ちの患者さまにも安心して治療を受けていただける環境を整えています。この記事では、矯正治療におけるアレルギーのリスクと、その具体的な対策について、札幌のダブル認定医が詳しく解説します。

監修者:札幌 月寒 やまぐち歯科こども歯科 山口優(日本矯正歯科学会認定医)

この記事の監修者:山口 優(やまぐち まさる)

やまぐち歯科こども歯科 歯科医師 / 日本矯正歯科学会認定医 / 歯学博士
この記事は、歯科医師の山口優が監修しています。当院は矯正担当医・山口治奈(日本矯正歯科学会認定医)と連携する札幌でも数少ない「ダブル認定医」体制(山口優・山口治奈ともに認定医)で、アレルギーをお持ちの患者さまにも安心して治療を受けていただけるよう、安全管理と材料選定を徹底しています。

ラテックスアレルギーとは?当院(札幌)の徹底対策

ラテックスアレルギーの症状と歯科治療のリスク

ラテックスアレルギーとは、天然ゴム製品に含まれるタンパク質が原因で起こるアレルギー反応です。症状には、ゴムに触れた部分の皮膚が数時間後にかぶれたり、かゆみが出たりする「遅延型アレルギー」と、接触後すぐにじんましんや呼吸困難、血圧低下といったアナフィラキシーショックを引き起こす可能性のある危険な「即時型アレルギー」があります。

歯科医院では、従来多くのラテックス製品が使用されてきました。

  • 術者が使用するゴム手袋
  • 治療中に歯の周りを隔離するゴムのシート(ラバーダム)
  • 歯のクリーニングに使うゴム製のカップ
  • 矯正治療で使用するゴム(エラスティックゴム)

特にゴム手袋は、パウダー付きのものだとアレルゲンとなるタンパク質がパウダーと共に空気中に飛散し、それを吸い込むことで喘息発作などを誘発するリスクもありました。そのため、アレルギー体質の方にとって、歯科医院は注意が必要な場所でした。

当院の徹底した「ラテックスフリー」対策

やまぐち歯科こども歯科では、ラテックスアレルギーのリスクを完全に排除するため、院内全体でラテックス製品を使用しない「ラテックスフリー」の環境を徹底しています。

  • ニトリルグローブの標準使用: 医療スタッフが使用するグローブは、すべて合成ゴム製(ニトリル)を標準としています。ニトリルはラテックスアレルゲンを含まず、強度や耐薬品性にも優れているため安全です。
  • ラテックスフリー製品の採用: 矯正治療で使用する顎間ゴムや、歯のクリーニング用カップ、ラバーダムなども、すべてアレルギーのリスクがないラテックスフリー製品を選定して使用しています。
  • 徹底した問診と情報共有: 初診時の問診票でアレルギー歴(ゴム手袋以外にも、果物アレルギー(バナナ、アボカド、栗など)もラテックスと交差反応を起こすことがあるため確認します)を詳細に確認し、スタッフ全員が患者さまの情報を共有することで、万が一のリスクを未然に防ぎます。

札幌市豊平区・月寒でアレルギー体質のお子さまや、初めての歯科治療に不安のある方も、安心してご相談ください。


金属アレルギーと矯正治療|メタルフリーという選択肢

金属アレルギーの症状と原因となる金属

金属アレルギーは、汗や唾液によって溶け出した微量な金属イオンが体内のタンパク質と結合し、それが「アレルゲン」として免疫系に記憶されることで発症します。次に同じ金属に触れた際に、免疫系が過剰に反応し、皮膚のかぶれ、湿疹、かゆみなどの症状(遅延型アレルギー)を引き起こします。

お口の中では、唾液によって金属が常にイオン化しやすいため、全身の皮膚症状(掌蹠膿疱症など)や、口内炎、舌炎、味覚異常として現れることもあります。

矯正装置に含まれる主な金属

従来のワイヤー矯正では、以下のような金属がアレルギーの原因となる可能性があります。

  • ニッケル: 矯正用ワイヤー(ニッケルチタン合金)や、ブラケット(ステンレス鋼)に多く含まれます。金属アレルギーの原因として最も報告が多い金属の一つです。
  • クロム、コバルト: 主にブラケットの材料であるステンレス鋼(鉄、クロム、ニッケルの合金)に含まれています。
  • パラジウム: 過去には一部の矯正装置で使用されていましたが、現在は少なくなっています。(保険診療の銀歯には含まれます)

金属アレルギーに対応する矯正治療(メタルフリー)

金属アレルギーが心配な方でも、現在では金属を全く使わない、あるいはアレルギーリスクが極めて低い材料を選んで矯正治療を行うことが可能です。

[ここに「メタルフリー矯正の選択肢」比較イラストを挿入]

(例:マウスピース vs セラミックブラケット+チタンワイヤー)

選択肢①:マウスピース型矯正(インビザラインなど)

最も安全な選択肢です。装置は医療用のプラスチック(ポリウレタンなど)でできており、金属を一切使用しません(※アタッチメントを付ける接着剤には微量の金属が含まれる可能性がありますが、イオン化するリスクは極めて低いです)。
透明で目立たず、取り外して歯磨きができるため衛生的です。金属アレルギーの方にとって、第一選択となる治療法です。

選択肢②:セラミックブラケット + ニッケルフリーワイヤー

「やはりワイヤー矯正で治療したい」という場合でも、メタルフリーに近い構成が可能です。
ブラケット:歯に貼り付ける装置を、金属ではなく透明感のあるセラミック製やプラスチック製にします。
ワイヤー:ニッケルを全く含まない「ニッケルフリー」のチタン合金ワイヤー(βチタンワイヤーなど)を使用します。チタンは生体親和性が非常に高く、インプラントや人工関節にも使われるアレルギーリスクが極めて低い金属です。

治療前の診断(パッチテスト)の重要性

金属アレルギーが疑われる場合(例:ネックレスやピアスでかぶれた経験がある)や、ご自身の体質が不明で不安な場合は、矯正治療を開始する前に、皮膚科で「金属パッチテスト」を受けることを強くお勧めしています。
どの金属にアレルギーがあるかを特定することで、歯科医師は使用すべきでない材料を正確に回避し、最も安全な治療計画(マウスピース矯正にするか、チタン製ワイヤーなら安全か、など)を立案できます。当院では、必要に応じて専門の皮膚科と連携して対応いたしますので、まずはご相談ください。


その他に注意すべきアレルギー(レジン・薬剤)

ラテックスや金属以外にも、歯科治療では以下の稀なアレルギーにも注意を払っています。

アクリルレジンアレルギー

矯正治療後の保定装置(リテーナー)や、小児矯正の床矯正装置、入れ歯、仮歯などに使われる歯科用プラスチック(アクリルレジン)に含まれる「モノマー」という化学物質にアレルギー反応が起こることがあります。
症状としては、接触部分の粘膜が赤くなったり、ただれたり、ヒリヒリしたりする口内炎に似た症状が現れます。アクリルレジンアレルギーの既往歴がある方は、必ず事前にお申し出ください。モノマーの含有量が少ない代替材料や、PETG(ペット樹脂)製の透明なリテーナーなどをご提案します。

薬剤アレルギー

矯正治療に伴う抜歯が必要な場合に用いる局所麻酔薬や、処方される抗生物質・痛み止めなどに対するアレルギーです。これらは矯正治療に限らず、すべての歯科治療において最も注意すべきアレルギーです。
過去に「歯医者の麻酔で気分が悪くなった」「風邪薬で発疹が出た」といった経験がある場合は、必ずお申し出ください。当院では、アレルギー歴のある方には安全な薬剤(防腐剤の入っていない麻酔薬など)を選択し、緊急時対応の準備を整えた上で治療を行います。


アレルギーが心配な方のための治療フロー

やまぐち歯科こども歯科では、札幌でアレルギーに不安をお持ちの患者さまに安心して治療を受けていただくため、初診相談から治療完了まで、体系的な安全管理を行っています。

  1. Step 1|問診票での詳細な確認
    初診時にご記入いただく問診票で、ラテックス、金属(アクセサリー等)、薬剤、食物(特にラテックスと交差反応のある果物など)、アトピー性皮膚炎の有無など、あらゆるアレルギーの既往歴について詳細にお伺いします。
  2. Step 2|カウンセリングでの丁寧なヒアリング
    問診票の内容に基づき、歯科医師(ダブル認定医)が直接、具体的な症状や過去の経験について詳しくお話を伺います。「こんなことを言っても関係ないかも」と思わずに、どんな些細なことでも不安な点をお聞かせください。
  3. Step 3|皮膚科との連携(必要な場合)
    金属アレルギーが強く疑われる場合は、治療開始前に皮膚科でのパッチテストをお願いすることがあります。検査結果に基づき、安全に使用できる材料を確定させます。
  4. Step 4|アレルギーリスクを回避した治療計画のご提案
    伺った情報と検査結果をもとに、アレルギーのリスクを完全に排除した治療法(例:マウスピース矯正)や、リスクを最小限に抑えた治療法(例:セラミックブラケット+チタンワイヤー)をご提案します。それぞれのメリット・デメリット、費用を丁寧にご説明し、ご納得いただいた上で治療法を決定します。
  5. Step 5|アレルギーフリーの環境での治療開始
    治療中は、ラテックスフリーの器具を使用し、アレルギーに配慮した環境で処置を行います。患者さまのアレルギー情報はカルテに明記し、スタッフ全員が情報を共有して、安全を最優先します。

矯正とアレルギーに関するQ&A(全6問)

自分に金属アレルギーがあるか分かりません。どうすればいいですか?

A. まずはカウンセリング時にご相談ください。これまでの経験(「ピアスで膿んだ」「安いネックレスでかぶれた」「時計のベルトが当たる部分がかゆくなった」など)を詳しくお伺いします。それらの経験があれば、金属アレルギーの可能性があります。確定診断が必要な場合や、強い不安がある場合は、専門の皮膚科でパッチテストを受けていただくことを推奨しています。札幌市内の連携医療機関のご紹介も可能です。

アレルギー対応の矯正治療は、追加で費用がかかりますか?

A. 例えば、金属のブラケットをセラミックブラケットに変更する場合や、マウスピース矯正を選択する場合は、通常のワイヤー矯正とは料金が異なります(一般的に高額になる傾向があります)。ただし、それは「アレルギー対応だから」という追加料金ではなく、あくまで選択する治療法(装置)の料金体系に基づきます。当院では治療計画のご提案時に、必ず詳細なお見積りをご提示しますのでご安心ください。

治療の途中でアレルギー症状が出たらどうなりますか?

A. 万が一、治療中にアレルギーが疑われる症状(お口の中の粘膜のただれ、原因不明の湿疹など)が出た場合は、直ちに治療を中断し、原因の特定と症状の緩和を最優先します。矯正装置が原因である可能性が考えられる場合は、すぐに装置を撤去し、皮膚科と連携してアレルゲンを特定します。その後、アレルゲンを含まない代替の装置や治療法に変更するなど、迅速に対応いたします。

子どもがアトピー体質なのですが、矯正治療はできますか?

A. はい、可能です。アトピー性皮膚炎をお持ちのお子さまは、肌が敏感で、他のアレルギー(金属やラテックス、食物など)を併発していることも多いため、特に細心の注意を払います。当院では、アレルギーリスクの低い装置(マウスピース矯正やチタン製装置など)を第一選択とし、お口周りの清掃指導(装置や粘膜の清潔を保つこと)も丁寧に行いますので、ご安心ください。

「ニッケルフリー」の装置とは具体的に何ですか?

A. ニッケルは金属アレルギーの原因として最も多い金属の一つです。「ニッケルフリー」とは、このニッケルを一切含まない材料を指します。具体的には、矯正用ワイヤーであれば「チタン合金製ワイヤー(βチタンワイヤーなど)」、ブラケットであれば「セラミック製」や「プラスチック製」の装置が該当します。これらを組み合わせることで、アレルギーリスクを最小限に抑えたワイヤー矯正が可能です。

札幌でアレルギー対応の矯正歯科を探すポイントは?

A. 札幌で探す場合、①院内全体が「ラテックスフリー」を徹底しているか、②「マウスピース矯正」や「チタン製ワイヤー」などメタルフリーの選択肢を複数提案できるか、③アレルギーに関する問診が詳細で、皮膚科との連携体制があるか、の3点を確認することをお勧めします。当院は札幌市豊平区月寒でこれらすべてに対応しています。


まとめ|札幌でアレルギー体質の方も、まずは無料相談へ

「アレルギーがあるから」という理由で、理想の歯並びを諦める必要はもうありません。現代の矯正治療には、マウスピース矯正(インビザライン)をはじめとする安全なメタルフリーの選択肢が数多く存在します。

重要なのは、治療開始前にご自身のアレルギー体質を歯科医師に正確に伝え、リスクを回避できる知識と設備(ラテックスフリー環境など)を持った医院を選ぶことです。

やまぐち歯科こども歯科では、札幌でアレルギーに不安をお持ちの患者さまにも安心して治療を受けていただけるよう、徹底したラテックスフリー環境と、ダブル認定医による慎重な材料選定・治療計画の立案を行っています。

執筆・監修:やまぐち歯科こども歯科(札幌市豊平区 月寒中央)
日本矯正歯科学会認定医である山口優(著者)・山口治奈(監修者)が、CT・セファロを用いた科学的根拠に基づく診断と、アレルギーリスクを最小限に抑えた治療を行っています。
札幌市豊平区・月寒でアレルギーが心配な方は、まず無料相談でお悩みをお聞かせください。

札幌市豊平区・月寒中央駅直結やまぐち歯科こども歯科では、
アレルギーに関するご不安や疑問にも、無料相談で丁寧にお答えします。
「ダブル認定医」(日本矯正歯科学会)が、安全な治療法を一緒に考えます。

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