コラム|月寒中央駅で歯科をお探しの方はやまぐち歯科こども歯科まで

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コラムcolumn

【父親目線】子どもの矯正、いつから?費用は?札幌・月寒の歯科医(三児の父)が解説






【父親目線】子どもの矯正、いつから?費用は?札幌・月寒の歯科医(三児の父)が解説

















【父親目線】子どもの矯正、いつから?費用は?
札幌・月寒の歯科医(三児の父)が解説

「最近、妻から子どもの歯並びの相談をされた」
「正直、費用も期間もわからないし、本当に今必要なのか…?」

日々お仕事でお忙しい中、ふと妻から「子どもの歯並び、どう思う?」と相談され、戸惑った経験はありませんか? 「自分も子どもの頃、歯並びで苦労したな…」と思い当たる方もいれば、「男の子だし、そこまで気にしなくても…」「それより塾代の方が…」と、優先順位に迷われる方もいらっしゃるでしょう。

この記事は、そんな札幌・月寒エリアのお父さん方に向けて書きました。筆者である私(山口 優)も、札幌市豊平区で歯科医師をしながら、三児の父として日々子育てに奮闘しています。同じく日本矯正歯科学会認定医である妻(治奈先生)と共に、専門家として、そして同じ父親としての目線で、**「なぜ今、父親が子どもの矯正に関わるべきか」**を解説します。

これは単なる「見た目」の問題ではなく、お子さまの「将来の健康」と「家計」にも関わる、大切な**家族のプロジェクト**です。ぜひご一読ください。

父親が知るべき「歯並び」と「健康」の本当の関係

「歯並び=見た目・美容」というイメージが強いかもしれませんが、それは矯正治療のメリットの半分に過ぎません。歯科医師として、父親として、私たちが重視しているのは、むしろ**「機能と将来の健康」**です。

歯並びが悪いと、将来どんな「コスト」がかかるか?

歯並びが悪い(不正咬合)とは、「噛み合わせが悪い」ということです。これを放置すると、お子さまの将来に以下のような問題(=コスト)が発生するリスクが高まります。

  • むし歯・歯周病リスクの増大(将来の治療費コスト)
    歯がガタガタだと、歯磨きが非常に難しくなります。磨き残しが蓄積し、むし歯や歯周病になりやすくなります。将来、高額なインプラントや被せ物(ジルコニアなど)が必要になるリスクが高まります。
  • 咀嚼(そしゃく)機能の低下(健康コスト)
    うまく噛めないことで、食べ物を丸呑みしがちになり、胃腸への負担が増加します。また、しっかり噛むことで得られる脳への刺激や、唾液の分泌(エナメル質の保護)も妨げられます。
  • 顎関節症・頭痛・肩こり(医療費コスト)
    噛み合わせのバランスが悪いと、顎の関節や首・肩の筋肉に余計な負担がかかり、顎関節症や原因不明の頭痛・肩こりにつながることがあります。
  • 発音・滑舌への影響(コミュニケーションコスト)
    前歯に隙間があったり、舌の動きが制限されたりすると、「サ行」「タ行」などの発音が不明瞭になることがあります。これは、学校での発表や将来のビジネスシーンにおいて、自信を持って話す妨げになる可能性があります。

小児矯正は、これらの将来的な「コスト」を未然に防ぎ、お子さまに**「一生モノの健康な噛み合わせ」**をプレゼントする、非常に合理的な**「未来への投資」**なのです。


なぜ今? 6歳〜10歳が治療の「ゴールデンエイジ」と呼ばれる理由

「永久歯が生えそろってから(中学生以降)でもいいのでは?」これは、多くの父親が抱く合理的な疑問です。しかし、小児矯正には**「この時期にしかできない」**決定的なメリットがあります。

I期治療(土台作り)と II期治療(仕上げ)

こどもの矯正は、大きく2つのステップに分かれます。

  • I期治療(6歳~10歳頃):土台作り(咬合育成治療)

    乳歯と永久歯が混在し、顎の骨がまだ柔らかい「成長期」に行う治療です。この「成長力」を利用し、顎の幅を広げたり、上下の顎の前後的なバランスを整えたりします。目的は、永久歯がキレイに並ぶための「土台」をしっかり作ることです。

  • II期治療(12歳頃~):仕上げ(本格矯正)

    永久歯がすべて生えそろってから行う、大人と同じ矯正です。I期治療で整えた土台の上に、歯を一本一本正確な位置に並べ、精密な噛み合わせを作ります。

「I期治療」が父親にとって合理的な「投資」である理由

なぜ、わざわざ費用を2回に分ける可能性のあるI期治療から始めるのでしょうか? それは、I期治療を行うことで、II期治療が不要になったり、将来的なコスト(抜歯・治療期間)を大幅に削減できる可能性が高いからです。

I期治療(6歳〜10歳)で始める4つのメリット
  1. 将来の「抜歯」のリスクを減らせる
    最大のメリットです。大人の矯正で抜歯が必要になるのは、歯が並ぶスペース(顎の大きさ)が足りないからです。I期治療では、顎の成長を利用して土台を広げるため、永久歯が並ぶスペースを確保でき、将来的に**健康な歯を抜かずに済む可能性**が格段に高まります。
  2. 骨格的な問題を根本から改善できる
    「出っ歯」や「受け口」の原因が、歯だけでなく骨格(上あごが小さい、下あごが出すぎている等)にある場合、成長期のI期治療なら、顎の成長をコントロールすることで骨格バランス自体を改善に導けます。これは成長が終わった大人では非常に困難(外科手術が必要な場合も)です。
  3. 「後戻り」のリスクを減らせる
    歯並びが悪くなった根本原因(口呼吸や舌の癖など)を、MFT(口腔筋機能療法)で同時に改善します。癖が治ることで、治療後の「後戻り」のリスクを最小限に抑えられます。
  4. II期治療が簡単になる(または不要になる)
    I期治療で土台がしっかり整っていれば、II期治療が必要になった場合でも、治療期間が短くなったり、より簡単な装置で済んだりするため、結果的にトータルの費用や負担を抑えられるケースが多くあります。

つまり、I期治療は「問題が起きてから対処する」のではなく、「問題が起きないように先手を打つ」ための、最も効率的で合理的な治療なのです。(→ こどもの矯正Q&A|よくある15問


歯並びは「遺伝」する? 父親が確認すべきこと

「自分が歯並びで苦労したから、子どもにも遺伝するのでは…」と心配されるお父さんもいらっしゃいます。
結論から言うと、**歯並び自体がそのまま遺伝するわけではありませんが、「歯並びが悪くなりやすい要因」は遺伝します。**

⚠️ 父親から遺伝しやすい「要因」
  • 骨格(顎の形や大きさ): 例えば、「下あごが小さい」「受け口(しゃくれ)の傾向がある」といった骨格的な特徴は、遺伝しやすい傾向にあります。
  • 歯の大きさや形: 顎の大きさに対して歯が大きすぎる(ガタガタになりやすい)、または小さすぎる(すきっ歯になりやすい)といった特徴も遺伝します。
  • アレルギー体質(鼻炎など): 鼻炎やアデノイド(扁桃)の腫れやすさといった体質が遺伝すると、それが原因で口呼吸になり、歯並びに影響することがあります。

もし、お父さんご自身がこれらの特徴に当てはまる場合、お子さまも同様の傾向を持つ可能性があります。だからこそ、父親がご自身の経験を踏まえ、「自分もそうだったから、子どもは早めにチェックしよう」と、早期の矯正相談に連れてきてあげることが非常に大切なのです。


「お口ぽかん」は万病のもと? 父親が知るべきMFT(機能訓練)の重要性

「うちの子、いつも口がポカンと開いているな…」—— もしそう感じたら、それは歯並び悪化の強力なサインかもしれません。その状態は「口唇閉鎖不全(お口ぽかん)」と呼ばれ、単なる癖ではなく、お口の機能が正しく育っていない状態(口呼吸)を示しています。

なぜ「口呼吸」が歯並びに悪いのか?

本来、人間の舌は上あご(スポット)に常に触れているのが正しい位置です。しかし、口呼吸になると、空気の通り道を確保するため、舌は必ず下あごに下がります(=**低位舌**)。

舌が上あごを内側から押す力(成長を促す力)が失われ、逆に唇や頬の筋肉が弱ることで、歯並びはどんどん内側に狭くなり、出っ歯やガタガタの歯並びを引き起こします。さらに、口呼吸は風邪を引きやすい、集中力が続かないなど、全身の健康にも悪影響を及ぼします。

当院の「MFT(口腔筋機能療法)」

当院では、この「お口ぽかん」や「舌の癖」を改善するために、MFT(口腔筋機能療法)という専門的なトレーニングに力を入れています。これは、舌や唇の正しい使い方を再教育する「お口の筋トレ」です。

矯正装置で歯を並べるだけでなく、MFTで歯並びを悪くした根本原因(口呼吸や舌の癖)を改善することで、治療効果を高め、何よりも**治療後の「後戻り」を防ぐ**ことができます。(→ お口ぽかんとMFTの詳細ガイドはこちら


費用は? 期間は? 父親が知りたい「お金と時間」の話

ご家族の家計を管理するお父さんにとって、費用と期間は最も重要な関心事だと思います。当院では、治療開始前に全ての費用を明確にご提示します。

当院の料金目安(税込)と支払いプラン

主な料金目安

  • 初診相談料:無料

    (まずはお子さまの状態を知るところからスタートです)
  • 精密検査・診断料:27,500円

    (レントゲン・セファロ分析・歯型採り・治療計画立案など全て含みます)
  • 小児矯正(I期治療・MFT併用):330,000円〜

    (顎の成長を促す土台作りの治療です)
  • 成人矯正(全体・II期治療):770,000円〜

    (永久歯が生えそろってからの本格矯正です)
  • 調整料(来院ごと):5,500円

父親も安心の支払いプラン

まとまった支出を避けたいご家庭のために、当院では以下のプランをご用意しています。(※当院ではクレジットカードのお取り扱いはございません)

  • 院内分割払い(金利・手数料無料):
    当院独自のプランです。ローン審査が不要で、治療期間内(例:24回)で均等にお支払いいただけます。**利息がかからない**のが最大のメリットです。
  • デンタルローン:
    信販会社を利用し、最大120回までの長期分割が可能です。**月々の支払額を低く抑える**ことができます。(※別途審査・金利手数料が必要です)
  • 銀行振込:
    毎回の処置料や装置の分割払い分を、銀行振込でお支払いいただくことも可能です。お子さまに現金を持たせるのがご不安な場合も安心です。

【節約術】医療費控除も活用できます

お子さまの矯正治療は、発育を促す「医療行為」と認められるため、ほぼ全ての場合で「医療費控除」の対象となります。年間の医療費(家族全員分)が10万円を超えた場合、確定申告をすることで税金の一部が戻ってきます。お父さんの年末調整とは別に申請が必要ですが、数万円単位で還付されるケースも多いため、必ず領収書を保管してください。
費用・支払い・医療費控除の詳細は、こちらのガイドで徹底解説しています


札幌・月寒で後悔しない「医院選び」の基準

札幌市内には多くの矯正歯科がありますが、大切なお子さまの将来を任せる医院選びは慎重になるべきです。父親目線でチェックすべき「後悔しない」ための基準をご紹介します。

父親がチェックすべき医院選び 4つの基準

  1. 「日本矯正歯科学会 認定医」が在籍・担当するか
    矯正治療は非常に専門性が高い分野です。「認定医」は、学会が定めた厳しい基準をクリアした矯正治療のスペシャリストです。札幌市内でも限られた存在であり、治療の「質」と「安全性」を担保する最も分かりやすい基準です。当院では、この記事を書いている私(優)と、矯正を主に担当する妻(治奈)の両方が「日本矯正歯科学会 認定医」です。ダブル認定医体制で、多角的に診断・治療を行います。
  2. 精密検査(セファロ)と正確な診断力があるか
    見た目だけで「マウスピースで治る」と判断せず、レントゲン(特にセファロ=頭部X線規格写真)で骨格や顎の成長方向を精密に分析し、なぜその歯並びになったのか、どう動かすのが医学的に最適かを診断できることが重要です。
  3. 機能面(MFT)も考慮しているか
    歯並びが悪くなった原因である「舌の癖」や「口呼吸」を放置すれば、治療後に必ず後戻りします。当院のようにMFT(口腔筋機能療法)にも対応し、歯並びと機能をセットで改善できる医院は、長期的な安定度が違います。
  4. 通いやすいか(札幌市豊平区・月寒中央駅直結)
    治療期間は数年に及びます。送迎の負担も考慮しなければなりません。当院は札幌市豊平区、地下鉄「月寒中央駅」直結とアクセス抜群で、お子さまがご自身で通院することも可能です。

【娘さんを持つお父さんへ】「見た目」に配慮した矯正装置

特に娘さんが思春期に差しかかると、矯正装置の**「見た目」**を気にするようになります。女の子は、写真や学校生活の中で装置が目立つことを嫌がり、それが原因で治療へのモチベーションが下がってしまうケースも少なくありません。

父親としては「見た目よりも機能が大事だ」と思われるかもしれませんが、お子さまが嫌がらずに治療を最後まで続けてくれることは、治療計画全体において非常に重要です。

当院では、そうしたお子さまや保護者の方の気持ちにも配慮し、「目立ちにくい矯正装置」を複数ご用意しています。

見た目に配慮した装置|メリットと留意点
  • ホワイトワイヤー矯正:
    歯の色になじむ白いコーティングが施されたワイヤーを使用します。写真でも目立ちにくく、学校生活での抵抗感を和らげやすい選択肢です。
    留意点: 飲食や経時でコーティングの色移り・摩耗が起きることがあります。症例によっては通常ワイヤーより摩擦がやや増えるため、ワイヤー交換のタイミングなどを計画的に調整します。
  • クリアブラケット:
    金属ではなく透明な(または乳白色の)樹脂やセラミック製の装置(ブラケット)です。ホワイトワイヤーと併用すると審美性が高い構成です。
    留意点: メタルに比べて割れに配慮が必要です。アクティブな部活動の場合は保護ワックスの使い方も併せてご案内します。
  • 小児対応マウスピース矯正:
    透明で取り外しが可能です。吹奏楽やスポーツをしているお子さまにも適しています。
    留意点: 装着時間の自己管理が治療の鍵となります。本番直前は交換時期をずらす等、計画でフォローします。(→ マウスピース矯正ガイド

まずは「学校生活での気がかり」を遠慮なく共有ください。装置の見た目への不安が小さいほど、装着協力度が安定し、結果として治療の質と費用対効果が高まりやすくなります。


父親のための小児矯正 Q&A 11選

お父さん方から特によくいただくご質問にお答えします。

Q1. 歯並びは遺伝しますか? 父親の歯並びが悪いと子どもも悪くなりますか?

A. 歯並び自体が直接遺伝するわけではありませんが、骨格(顎の形や大きさ)や歯の大きさは遺伝しやすい要因です。もしご自身が歯並びで苦労された経験があれば、お子さまも似た傾向を持つ可能性があるため、早期のチェックをお勧めします。

Q2. 妻に「相談に行く」と言われたが、正直まだ早い(様子見したい)です。

A. お気持ちは分かります。しかし、小児矯正は「成長を利用できる」6~10歳がゴールデンエイジです。特に「受け口」や「顎のズレ」は早期(3~5歳)の対応が有効な場合もあります。永久歯が生えそろってからでは手遅れになる(抜歯が必要になる)ケースも多いため、「まずは現状を知る」という意味で、無料相談だけでもご一緒に受けていただくことを強くお勧めします。

Q3. 治療を始めたら、スポーツ(サッカーや野球)はできますか?

A. はい、問題なくできます。小児矯正で使う装置の多くは取り外し式です。接触の激しいスポーツ(空手など)の場合は、専用のマウスガードで保護することも可能です。むしろ、噛み合わせが良くなることで、瞬発力や体幹が安定する効果も期待できると言われています。

Q4. 吹奏楽部(管楽器)と矯正は両立できますか?

A. はい、両立可能です。特にマウスピース矯正は、装置が唇に当たる痛みがないため、管楽器奏者のお子さまに最適です。当院では札幌のコンクール日程なども考慮し、治療計画を柔軟に調整します。(→ 吹奏楽部×矯正ガイドはこちら

Q5. 治療中の通院は、母親(妻)でないとダメですか?

A. いいえ、お父さんの付き添いも大歓迎です。むしろ、治療の進捗やご家庭での注意点(MFTの練習など)をご両親で共有していただくことが、治療成功の鍵となります。また、お子さまが治療に慣れてきたら、お子さまお一人での通院も可能です。当院は月寒中央駅直結ですので、お子さま一人でも通いやすく安心です。

Q6. 男の子ですが、見た目をそこまで気にする必要はありますか?

A. 見た目(審美性)の価値観は人それぞれです。しかし、矯正治療の本当の目的は「健康」です。前述の通り、歯並びの悪さは将来の歯周病リスクや顎関節症に直結します。お子さまが将来、健康面で困らないように「予防投資」をする、という観点でお考えいただくのが良いかと思います。

Q7. 費用は総額でいくらですか?支払い方法は?

A. 当院は項目ごとに費用をいただく料金体系です。I期治療(土台作り)で約33万円~、II期治療(本格矯正)まで行うと総額で77万円~が目安です。お支払いも、金利・手数料無料の院内分割やデンタルローンに加え、毎回の処置料や分割払いを**銀行振込**でお支払いいただくことも可能です。お子さまに現金を持たせるのがご不安な場合もご相談ください。(→ 費用ガイド

Q8. 治療を嫌がって歯磨きをしなくならないか心配です。

A. 装置が入ると歯磨きは難しくなります。だからこそ、当院では治療開始前に歯科衛生士による徹底した歯磨き指導を行います。また、MFTを通じてお口への意識を高めることで、むしろ「自分の歯を守る」というセルフケアの意識が向上するお子さまも多いです。

Q9. 治療後に「後戻り」して、費用が無駄になりませんか?

A. 矯正治療で最も重要なのが、治療後の「保定」です。歯は元の位置に戻ろうとする性質があるため、治療終了後は必ず「リテーナー(保定装置)」を使用していただきます。また、当院がMFTを重視するのは、歯並びを悪くした根本原因(舌の癖など)を改善し、「後戻り」のリスクそのものを減らすためです。(→ 保定ガイド

Q10. 妻に「無料相談に行こう」と言われたら、父親として何をすればいいですか?

A. まずは、ぜひ**一緒にご来院ください。** お子さまの現状、治療の必要性、そして費用について、ご両親で一緒に説明を聞いていただくことが非常に重要です。その上で、ご家庭での協力体制(MFTの練習を見る、通院の送迎など)や、費用について話し合っていただければと思います。「父親が関心を持つこと」が、お子さまの治療意欲にも繋がります。

Q11. 娘が「装置が目立つのが嫌」と言っています。何か方法はありますか?

A. 当院では、歯の色になじむホワイトワイヤー矯正や、透明なクリアブラケットなど、目立たない矯正装置を採用しています。思春期のお子さまでも抵抗が少なく、学校生活や写真撮影でも自然に過ごせます。父親としても、お子さまが治療を嫌がらず続けられる点で安心していただけます。より目立たないマウスピース矯正も選択肢となります。


やまぐち歯科こども歯科は、札幌市豊平区月寒の地で、
「ダブル認定医」による専門性の高い治療と、「三児の親」としての温かい寄り添いを両立しています。

お子さまの歯並びは、ご家族全員で取り組む大切な「未来へのプロジェクト」です。
お父さんの疑問や不安にも、私たち(三児の父でもあります)が誠実にお答えします。

📍地下鉄東豊線「月寒中央駅」4番出口直結(JA月寒中央ビル5F)

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📞 011-855-3722(診療時間:平日 9:00–18:00)


この記事の著者

歯科医師 山口 優 先生

やまぐち歯科こども歯科 歯科医師・歯学博士・日本矯正歯科学会認定医。三児の父。
地域全体の歯と健康を守るために、予防歯科と患者さまへの丁寧な説明(教育)に力を注いでいる。自身も三児の父として、子どもの将来を見据えた「お口育て」の重要性を、父親目線からも伝えている。


この記事の監修

山口 治奈 先生

やまぐち歯科こども歯科 小児歯科・矯正歯科担当。
歯学博士・日本矯正歯科学会認定医・北海道矯正歯科学会理事。三児の母。
専門的な矯正診断に加え、MFT(口腔筋機能療法)を重視し、歯並びの根本原因からの改善を目指す治療を行っている。(→ 治奈先生の診療哲学





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