【父親目線】子どもの矯正、いつから?費用は?札幌・月寒の歯科医(三児の父)が解説
札幌市豊平区(月寒・福住エリア)のやまぐち歯科こども歯科による、小児矯正の解説コラムです。
【札幌 豊平区 歯科医監修】
父親目線の子どもの矯正|費用・時期・メリット
この記事の要点まとめ:
- 札幌市豊平区(月寒・西岡・福住・美園・南郷)で小児矯正をお探しの保護者の方へ。
- 子どもの矯正は、将来の医療費やコンプレックスを減らすお口の健康への備えになります。
- 開始の目安は6歳〜10歳。MFT(口腔筋機能療法)で機能面からもサポートします。
- 当院は日本矯正歯科学会認定医(三児の親)が、医学的根拠と親の視点で寄り添います。
「正直、費用も期間もわからないし、本当に今必要なのか…?」
日々お仕事などでお忙しい中、ふとパートナーから「子どもの歯並び、どう思う?」と相談され、戸惑った経験はありませんか? 「自分も子どもの頃、歯並びで苦労したな…」と思い当たる方もいれば、「そこまで気にしなくても…」「それより習い事の方が…」と、優先順位に迷われる方もいらっしゃるでしょう。
この記事は、そんなお父さん方をはじめとする保護者の方に向けて書きました。筆者である私(山口 優)も、札幌市豊平区で歯科医師をしながら、三児の父として日々子育てに奮闘しています。同じく日本矯正歯科学会認定医である妻(治奈先生)と共に、専門家として、そして同じ親としての目線で、**「なぜ今、子どもの矯正に関心を持つべきか」**を解説します。
これは単なる「見た目」の問題ではなく、お子さまの「将来の健康」に関わる大切なテーマです。ぜひご一読ください。
知っておきたい「歯並び」と「健康」の関係
「歯並び=見た目・美容」というイメージが強いかもしれませんが、それは矯正治療の目的の一部に過ぎません。歯科医師として重視しているのは、むしろ**「機能と将来の健康」**です。
歯並びや噛み合わせが、将来どんな影響を与えるか?
歯並びが悪い(不正咬合)状態をそのままにしておくと、お子さまの将来に以下のような影響が出やすくなる可能性があります。
- むし歯・歯周病リスクの上昇
歯が重なっている部分は磨き残しが出やすく、将来的にむし歯や歯周病の治療が必要になるリスクが高まります。 - 咀嚼(そしゃく)機能への影響
噛みにくさがあると、食事のしにくさや咀嚼の偏りにつながることがあります。 - 身体のバランスへの影響
噛み合わせのバランスが崩れると、顎の関節や首まわりの筋肉に負担がかかる場合があります。 - 発音・滑舌への影響
サ行・タ行などの発音が不明瞭になることがあり、コミュニケーションにおいて気になってしまう可能性があります。
小児矯正は、これらの将来的なリスクを未然に防ぎ、お子さまに**「一生モノの健康な噛み合わせ」**をサポートする大切な備えとなります。
なぜ今? 6歳〜10歳が治療の目安と呼ばれる理由
「永久歯が生えそろってから(中学生以降)でもいいのでは?」という疑問は、非常に合理的です。しかし、小児矯正には**「この時期だからこそ活かせる」**メリットがあります。
I期治療(土台作り)と II期治療(仕上げ)
こどもの矯正は、大きく2つのステップに分かれます。
- I期治療(6歳~10歳頃):土台作り(咬合育成治療)
乳歯と永久歯が混在し、これから身長が伸びる「成長期」に行う治療です。この「成長力」を利用し、顎の幅を広げたりバランスを整えたりします。目的は、永久歯がキレイに並ぶための「土台」をしっかり作ることです。 - II期治療(12歳頃~):仕上げ(本格矯正)
永久歯がほぼ生えそろってから行う矯正です。I期治療で整えた土台の上に、歯を正確な位置に並べます。
「I期治療」から始めるメリット
なぜ、I期治療から始めることが推奨されるケースが多いのでしょうか? それは、顎の成長を利用できる期間にアプローチすることで、将来的な負担を軽減できる可能性が高いからです。
I期治療(6歳〜10歳頃)の4つのメリット
- 将来の「抜歯」のリスクを減らせる
大人になってからスペースが足りないと、健康な歯の抜歯が必要になることがあります。I期治療で顎の成長を促すことで、将来的に抜歯を避けられる可能性を広げられる場合があります。 - 骨格的なアプローチがしやすい
「出っ歯」や「受け口」の傾向がある場合、成長期なら顎の成長をコントロールしてバランスを整えやすくなります。 - 「後戻り」のリスクを考慮できる
歯並びに影響するお口の癖(口呼吸や舌の癖など)を、機能訓練(MFT)で同時に改善しやすくなります。 - II期治療の負担を軽減できる可能性がある
土台が整っていれば、II期治療の内容が軽くなる場合や、経過によっては本格矯正が不要と判断される場合もあります。
こどもの歯並びQ&A15選|「いつから矯正?」小児矯正ガイド
歯並びは「遺伝」する? 確認すべきこと
「自分が歯並びで苦労したから、子どもにも遺伝するのでは…」と心配される親御さんもいらっしゃいます。
結論から言うと、**歯並び自体がそのまま直接遺伝するわけではありませんが、「歯並びの要因となる特徴」は遺伝しやすい傾向にあります。**
- 骨格(顎の形や大きさ): 「下あごが小さい」「受け口の傾向がある」といった骨格的な特徴。
- 歯の大きさや形: 顎に対して歯が大きすぎる(ガタガタになりやすい)といった特徴。
もしご両親がこれらの特徴に当てはまる場合、お子さまも同様の傾向を持つ可能性があります。ご自身の経験を踏まえ、「自分もそうだったから、早めにチェックしておこう」と、一度ご相談にお越しいただくことをお勧めします。
お口ぽかんと機能訓練(MFT)の重要性
「うちの子、いつも口がポカンと開いているな…」—— もしそう感じたら、それはお口の機能が正しく育っていないサインかもしれません。その状態は「口唇閉鎖不全(お口ぽかん)」と呼ばれ、口呼吸の習慣と深く関わっています。
なぜ「口呼吸」が歯並びに影響するのか?
本来、舌は上あごに常に触れているのが正しい位置ですが、口呼吸になると空気の通り道を確保するため、舌が下あごに下がります。舌が上あごを内側から押す力(成長を促す力)が不足し、唇や頬の筋肉のバランスが崩れることで、歯列が狭くなりやすくなります。
当院の「MFT(口腔筋機能療法)」
当院では、この「お口ぽかん」や「舌の癖」を改善するために、MFT(口腔筋機能療法)という専門的なトレーニングを取り入れています。これは、舌や唇の正しい使い方を習慣づける「お口のトレーニング」です。装置で歯を並べるだけでなく、機能面からもサポートすることで、治療後の後戻りリスクを抑えやすくなります。
費用は? 期間は? 気になるお金と時間のこと
ご家族の家計を管理する保護者の方にとって、費用と期間は重要な関心事だと思います。当院では、治療開始前に全ての費用目安を明確にご提示します。
料金・お支払いに関する考え方
小児矯正の費用は、Ⅰ期治療・Ⅱ期治療・使用する装置・追加処置の有無によって異なります。当院では、精密な検査と診断を行った後に、装置料、処置料、追加費用の有無を含めて総額の目安をご説明します。
※最新の料金体系は、下記の料金案内ページをご確認ください。
無理のないお支払いプラン
まとまった支出を避けたいご家庭のために、当院では以下のプランをご案内できる場合があります。
- 院内分割払い(金利・手数料無料):ローン審査が不要で、治療期間内で均等にお支払いいただけます。
- デンタルローン:長期分割が可能で、月々の負担を抑える選択肢となります。
【参考】医療費控除について
お子さまの矯正治療は、発育や噛み合わせ、咀嚼機能の改善を目的とする場合、医療費控除の対象となることがあります。領収書や診断内容が分かる資料を保管し、詳しくは税務署または税理士へご確認ください。
自費診療の料金案内|矯正・審美・ホワイトニング
矯正費用まるわかり!分割払い・医療費控除ガイド
札幌・月寒で後悔しない「医院選び」の基準
札幌市内には多くの歯科医院がありますが、大切なお子さまをお任せいただくにあたり、チェックしておきたい医院選びのポイントをご紹介します。
医院選びで重視したい4つのポイント
- 「日本矯正歯科学会 認定医」が在籍・担当するか
矯正治療は専門性の高い分野です。当院では、この記事を書いている私(優)と、矯正を主に担当する妻(治奈)の両方が「認定医」です。多角的な視点で診断・治療を行います。 - 精密検査(セファロ等)に基づいた診断力があるか
見た目だけで判断せず、レントゲン(セファロ)等で骨格や顎の成長方向を精密に分析し、どう動かすのが医学的に適しているかを診断できることが重要です。 - 機能面(MFT)も考慮しているか
歯並びに影響した癖や機能の問題が残っていると、治療後の後戻りリスクが高くなることがあります。MFTにも対応し、歯並びと機能をセットで考える医院を選ぶことをお勧めします。 - 通いやすいか(札幌市豊平区・月寒中央駅直結)
治療期間は数年に及びます。当院は地下鉄「月寒中央駅」直結で、天候に左右されにくく、お子さまが成長されてからご自身で通院する際にも安心です。
思春期の「見た目」に配慮した矯正装置とスポーツ
思春期に差しかかると、男女を問わず、矯正装置の「見た目」を気にするお子さまは少なくありません。お子さまが前向きに治療を続けてくれることは、計画を進める上で非常に重要です。当院では「目立ちにくい矯正装置」もご用意しています。
見た目に配慮した装置の例
- ホワイトワイヤー矯正:歯の色になじむ白いコーティングが施されたワイヤー。写真でも目立ちにくく、学校生活での抵抗感を和らげます。
- クリアブラケット:金属ではなく透明な(または乳白色の)樹脂やセラミック製の装置です。
- マウスピース型矯正装置:透明で取り外しが可能な装置をご提案できる場合もあります。
スポーツ・部活動との両立
「部活(サッカー・野球・吹奏楽など)に支障が出ないか」と心配される声も多くお聞きします。小児矯正で使う装置の多くは取り外し式です。接触の激しいスポーツ時や吹奏楽のコンクール時には外すなど、部活動や習い事の状況に合わせて柔軟に対応できる計画をご相談いただけます。
小児矯正 Q&A 8選
保護者の方から特によくいただくご質問にお答えします。
歯並びは遺伝しますか? 父親の歯並びが悪いと子どもも悪くなりますか?
小児矯正は何歳から相談すればよいですか?
父親も相談に同席した方がよいですか?
治療を始めたら、スポーツ(サッカーや野球)はできますか?
吹奏楽部(管楽器)と矯正は両立できますか?
小児矯正の費用はどのくらいですか?
治療後に後戻りすることはありますか?
目立ちにくい装置はありますか?
お子さまの歯並びは、ご家族の大切なプロジェクトです
やまぐち歯科こども歯科は、札幌市豊平区で「ダブル認定医」による専門性の高い治療と、「三児の親」としての温かい寄り添いを両立しています。保護者の方の疑問や不安にも、誠実にお答えします。まずはご家族で無料相談へお越しください。
歯科医師 山口 優
やまぐち歯科こども歯科 歯科医師・歯学博士・日本矯正歯科学会認定医。自身も三児の父として、子どもの将来を見据えた「お口育て」の重要性を、親の目線からも伝えている。
歯科医師 山口 治奈
やまぐち歯科こども歯科 小児歯科・矯正歯科担当。歯学博士・日本矯正歯科学会認定医。三児の母。専門的な矯正診断に加え、MFT(口腔筋機能療法)を重視し、歯並びの根本原因からの改善を目指す治療を行っている。


