歯並びが悪くなる本当の原因【保存版】遺伝・癖・楽器の影響まで徹底解説|札幌市豊平区 やまぐち歯科こども歯科
札幌市豊平区(月寒・福住エリア)のやまぐち歯科こども歯科による、歯並びの原因解説コラムです。
歯並びが悪くなる本当の原因【保存版】
遺伝・日常の癖・楽器の影響まで徹底解説
「いつか自然に治るって本当?」
日々の診療で、保護者の方から非常によくいただくご相談です。たしかに、顎の骨格や歯の大きさは親から子へ遺伝する側面があります。
しかし、最新の歯科医学では、遺伝以上に「毎日の何気ない癖(環境要因)」が、歯並びや顎の成長に大きな悪影響を与えていることが分かっています。
当院は、単にガタガタの歯を並べるだけでなく、お口全体を長く診ていく歯科医院です。この記事では、歯並びを悪化させる本当の原因と、ご自宅で確認できるチェックポイントを徹底解説します。
やまぐち歯科こども歯科 歯科医師 / 日本矯正歯科学会認定医 / 歯学博士
無理に「とりあえず矯正しましょう」と勧めることはありません。今は必要ない場合も、正直にお伝えしています。
1. 遺伝だけじゃない?歯並びを決める「環境要因」
歯並びは「遺伝」と「環境要因」の掛け合わせで決まります。ここで知っておいていただきたいのが、「バクシネーター・メカニズム(頬筋機能機構)」という働きです。
歯は、お口の中で勝手な場所に生えるわけではありません。実は、「舌が内側から外に押し出す力」と「唇や頬が外側から内側に抑え込む力」のちょうど釣り合った場所(ニュートラルゾーン)に自然と並ぼうとします。
つまり、お口周りの筋肉の使い方が間違っていると、どんなに良い骨格を持って生まれても、バランスが崩れて歯並びは徐々に悪化してしまうのです。これは、日本小児歯科学会などの専門機関でも警鐘を鳴らされている重要なポイントです。
🔍 【セルフチェック】歯並び悪化のサイン
お子様やご自身に、以下の何気ない習慣はありませんか?これらは筋肉のバランスを崩す「悪習癖(あくしゅうへき)」と呼ばれます。
- テレビを見ている時など、日常的にお口が「ぽかん」と開いている
- 3歳・4歳を過ぎても指しゃぶりが続いている
- 唾を飲み込む時に、舌を前に出して前歯を押している
- よく頬杖(ほおづえ)をつく、またはうつぶせで寝ている
- 無意識に下唇を噛む、吸い込む癖がある
- 食事の際、クチャクチャと音を立てて食べる
※1つでも当てはまる場合は、将来的に歯並びや骨格の成長に悪影響が出る可能性があります。
2. なぜ悪くなるの?各「癖」のメカニズム
具体的に、それぞれの癖がどのようにお口の成長を妨げるのかを詳しく解説します。
お口ぽかん(口呼吸)の悪影響
本来、舌は上顎の天井(口蓋)にぴったりとくっついているのが正しい位置です。しかし、口呼吸になると空気の通り道を確保するために舌が下に落ち込みます(低位舌)。
上顎を内側から広げる舌の力が不足するため、上顎が狭く(V字型に)成長してしまい、歯が並ぶスペースが足りずにガタガタ(叢生)や出っ歯の大きな原因となります。また、アレルギーや風邪を引きやすくなるなど全身の健康にも影響します。
指しゃぶり・唇を噛む癖
指を吸う強い力で、上の前歯が前方に、下の前歯が内側に押し倒されます。これにより、奥歯を噛んでも前歯に隙間が空いてしまう「開咬(かいこう)」や「上顎前突(出っ歯)」を引き起こします。
下唇を噛む癖も同様に、上の前歯を前に押し出す力が働くため出っ歯が重症化しやすくなります。
頬杖・うつぶせ寝などの姿勢
頭の重さは体重の約10%(体重30kgの子どもで約3kg)もあります。頬杖やうつぶせ寝によって、この重さが顎の一点に持続的にかかると、成長期の柔らかい顎の骨は簡単に歪んでしまいます。
顔の非対称(左右のズレ)や、顎関節症、噛み合わせの悪化(交叉咬合など)を招く危険な習慣です。
💡 当院の強み:根本から治す「MFT」
当院の小児矯正では、単に装置で歯を動かすだけでなく、MFT(口腔筋機能療法)というお口周りの筋肉トレーニングに力を入れています。根本的な癖(原因)を治さなければ、せっかく矯正しても装置を外した後に「後戻り」してしまうためです。
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3. 意外な落とし穴?「管楽器」の影響
中学生や高校生で吹奏楽部に所属している場合、担当する「管楽器」が歯並びに影響を与えることがあります。マウスピースを歯や唇に強く押し当てる力が、毎日何時間もかかるためです。
| 楽器の種類 | 歯並びへの影響の傾向 |
|---|---|
| クラリネット サックス (シングルリード) |
下の歯にリードを乗せ、上の前歯でマウスピースを固定するため、上の前歯が前に出やすく、下の前歯が内側に倒れやすい傾向があります。 |
| トランペット ホルン (金管楽器) |
小さなマウスピースを唇全体に強く押し当てるため、上下の前歯が内側に倒れ込んだり、顎の成長に影響を与えることがあります。 |
| フルート (エアリード) |
直接歯に強い圧力をかけないため、他の管楽器と比べると歯並びへの直接的な悪影響は少ないとされています。 |
※楽器を演奏すること自体が悪いわけではありません。正しいアンブシュア(口の形)を身につけることが大切です。矯正治療中の演奏可否についてもご相談に応じます。
4. 見た目以上に大切な「機能」の問題
やまぐち歯科こども歯科が目指すのは、「虫歯を治すだけの歯科」ではなく、「歯並びと成長を管理する歯科」です。歯並びの悪さを放置すると、以下のような深刻な「機能低下」を引き起こします。
- 呼吸の質低下:口呼吸が慢性化し、睡眠時無呼吸症候群や集中力の低下、アレルギー疾患のリスクが高まります。
- 発音への影響:前歯に隙間があることで空気が漏れ、サ行・タ行・ラ行などが不明瞭になります。
- 噛む力・顎の成長不良:しっかりと噛めないことで胃腸に負担がかかるだけでなく、噛む刺激が骨に伝わらず、顎の正常な成長がさらに遅れてしまいます。
保険適用の「外科矯正」にも対応可能な施設です
当院は2026年4月より、高度な専門性を有する「顎口腔機能診断施設」として認可されました。これにより、単なる歯並びの乱れを超えた、顎の骨格的なズレ(顎変形症など)を伴う難症例に対し、手術を併用した矯正治療を健康保険の適用内で行うことが可能となっています。日本矯正歯科学会の認定医が、機能改善を最優先とした包括的な治療を提供いたします。
5. 費用について(透明性を大切にしています)
「矯正は後からどんどん追加費用がかかるのでは?」と不安に思う方も多いと思います。当院では、治療内容と費用を事前に丁寧にご説明しています。曖昧な表現は避け、公式の料金体系を明示しております。
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| 矯正相談料 | 無料 |
| 検査料 / 診断料 | 5,500円 / 22,000円 |
| 子どもの矯正(Ⅰ期) 乳歯〜混合歯列期 |
330,000円 |
| 大人の矯正 永久歯列期 |
550,000円 |
| マウスピース型矯正 インビザライン |
770,000円 |
| 処置料(調整費) | 5,500円 / 回 (毎月の通院時) |
※すべて自由診療(保険適用外)となります(顎変形症等の診断を受けた場合を除く)。
※症例による差があるため、総額は精密検査と診断後に正式に提示いたします。
※金利・手数料0円の院内分割払いあり(クレジットカード取扱なし)。
6. よくある質問(Q&A)
親の歯並びが悪いと、子供も必ず悪くなりますか?
癖を治すトレーニング(MFT)だけでも受けられますか?
吹奏楽部で管楽器を担当していますが、矯正治療はできますか?
「顎変形症」の保険適用の外科矯正についても、無料相談で診てもらえますか?
まとめ
歯並びが悪くなる原因は、遺伝だけでなく、日々の「お口ぽかん」や「指しゃぶり」「頬杖」といった何気ない習慣が大きく関係しています。
成長期のお子様の場合、これらの悪習癖を早期に見つけて改善することで、大がかりな矯正治療を回避したり、抜歯のリスクを減らしたりすることができます。気になる癖があれば、放置せずに早めにご相談ください。
日本矯正歯科学会「認定医」による無料相談
やまぐち歯科こども歯科は、月寒中央駅直結(4番出口)で保護者の方やお子様が通いやすい環境です。どんな些細な疑問でも、まずは当院の無料相談でお気軽にお話しください。
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