コラム|月寒中央駅で歯科をお探しの方はやまぐち歯科こども歯科まで

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コラムcolumn

【札幌の歯科医監修】ナイトガード(歯ぎしりマウスピース)の費用・効果|市販品との違いは?





【札幌の歯科医監修】ナイトガード(歯ぎしりマウスピース)の費用・効果|市販品との違いは?















【札幌の歯科医監修】
ナイトガード(歯ぎしりマウスピース)の費用・効果|市販品との違いは?

この記事の要点まとめ:
・ナイトガード(マウスピース)は、睡眠中の歯ぎしり・食いしばりから歯や顎を守る装置です。
・市販品は噛み合わせを悪化させるリスクがあり、歯科医院での製作が必須です。
・歯科医院では「歯ぎしり」と診断されれば保険適用(札幌市で約3,000〜6,000円)で製作できます。
・札幌の当院では、歯科医師が噛み合わせを精密に調整したナイトガードを製作しています。

「朝起きると、顎がだるい・痛い」
「家族に歯ぎしりを指摘された」「歯がすり減ってきた気がする」

このような症状に心当たりはありませんか? それは、寝ている間の無意識の「歯ぎしり」や「食いしばり」(専門用語でブラキシズム)が原因かもしれません。

睡眠中の歯ぎしりは、体重の何倍もの力(50kg以上)が歯や顎にかかると言われています。この強力な力からあなたの大切な歯を守るのが、「ナイトガード(夜間用マウスピース)」です。

この記事では、札幌市豊平区月寒のやまぐち歯科こども歯科が、ナイトガードの本当の効果、市販品との決定的な違い、保険適用の費用、正しいお手入れ方法まで、札幌で歯ぎしりにお悩みの方の疑問に徹底的に答えます。

監修者:札幌 月寒 やまぐち歯科こども歯科 山口優(歯学博士)

この記事の監修者:山口 優(やまぐち まさる)

やまぐち歯科こども歯科 歯科医師 / 歯学博士
この記事は、歯科医師の山口優が監修しています。歯ぎしり・食いしばりは、歯並びの悪化や治療後の後戻りの原因にもなります。札幌市豊平区・月寒の皆さまの歯を長期的に守るため、精密なナイトガードの製作と噛み合わせ調整を行っています。

ナイトガードとは?その重要な役割

ナイトガードとは、その名の通り「夜間(睡眠中)に装着する」マウスピース型の装置です。主な目的は、歯ぎしりや食いしばりによる破壊的な力から、歯や顎関節を守る(ガードする)ことです。

ナイトガードの3つの主な役割

  1. 歯の保護(摩耗・破折の防止)
    硬いプラスチック(レジン)製のガードがクッションとなり、歯と歯が直接こすれ合ったり、強くぶつかり合ったりするのを防ぎます。これにより、歯がすり減る「咬耗(こうもう)」や、歯にヒビが入ったり割れたりする「歯冠破折(しかんはせつ)」を防ぎます。
  2. 顎関節・筋肉の保護(顎関節症の予防・緩和)
    ナイトガードを装着すると、噛み合わせの高さがわずかに上がることで、顎の関節(顎関節)や周囲の筋肉(咬筋)の緊張が緩和されます。「朝起きた時の顎のだるさ」が軽減されるのはこのためです。
  3. 詰め物・被せ物・インプラントの保護
    セラミックの被せ物やインプラントは、強い力に弱く、割れたり欠けたりしやすい性質があります。ナイトガードは、これらの高価な治療物を守るためにも非常に有効です。

注意点として、ナイトガードは歯ぎしりそのものを「治療」するものではありません。しかし、歯ぎしりによって起こる様々な「破壊」からお口を守るための、最も効果的で標準的な対症療法です。


歯ぎしり・食いしばりを放置する6つの深刻なリスク

「たかが歯ぎしり」と放置すると、お口の中では想像以上のトラブルが進行している可能性があります。

⚠️ 歯ぎしりを放置するリスク
  • 歯がすり減る・短くなる(咬耗)
    毎日ヤスリで削るように歯がすり減り、前歯が短くなったり、奥歯の溝がなくなったりします。象牙質が露出すると、ひどくしみる原因にもなります。
  • 歯が割れる・ヒビが入る(破折)
    神経のない歯はもちろん、健康な歯(特に奥歯)でも、強い力で割れたりヒビが入ったりすることがあります。割れ方によっては抜歯が避けられません。
  • 歯周病の悪化
    歯ぎしりの横揺れの力は、歯を支える骨(歯槽骨)にダメージを与え、歯周病の進行を著しく早めます。
  • 顎関節症の発症
    顎の関節や筋肉に過度な負担がかかり続け、「口が開けにくい」「カクカク音が鳴る」「顎が痛い」といった顎関節症の症状を引き起こします。
  • 原因不明の頭痛・肩こり
    噛む筋肉(咬筋・側頭筋)は、首や肩の筋肉と連動しています。睡眠中の過度な緊張が、慢性的な頭痛や肩こりの原因になっていることも少なくありません。
  • 矯正治療の後戻り
    せっかくキレイに並べた歯並びも、毎晩強い力で揺さぶられることで、元の位置に戻ろうとする「後戻り」の原因となります。

【最重要】市販品と歯科医院のナイトガードの「決定的な違い」

最近は、ドラッグストアやインターネットで「市販のマウスピース」が安価に販売されています。しかし、私たちはこれらの使用を一切推奨しません。なぜなら、歯を守るどころか、**逆に歯並びや顎関節を壊してしまうリスクが非常に高い**からです。

歯科医院で製作するナイトガードとの違いは決定的です。

札幌の歯科医院で製作した精密なナイトガードと、市販のマウスピースの比較

(歯科医院で精密に作るナイトガード(左)と市販品(右)のイメージ)

違い①:精密な「型取り」と「フィット感」

市販品:お湯で温めて自分で噛むタイプが主流です。しかし、この方法では歯の細かい形態や歯ぐきのラインまで精密に再現することは不可能です。フィット感が悪く、睡眠中に外れたり、違和感で眠れなかったりします。
歯科医院製:患者さま専用の歯型を精密に採得し、歯科技工士が模型上で製作します。歯に吸い付くようにピッタリとフィットするため、違和感が少なく、外れにくいのが特徴です。

違い②:【最重要】「噛み合わせの調整」の有無

これが最大の違いです。
市販品:自分で噛んだ位置、つまり「歯ぎしりをしている悪い噛み合わせ」のまま固まってしまいます。これにより、特定の歯にだけ強く力がかかるようになったり、顎の関節が不自然な位置に押し込まれたりして、**かえって歯ぎしりを悪化させたり、顎関節症を引き起こしたりする**危険性があります。
歯科医院製:歯型を「咬合器(こうごうき)」という顎の動きを再現する機械に装着し、**歯科医師が「顎の関節と筋肉が最もリラックスできる位置」を診断**し、その位置で全ての歯が均等に当たるように精密に調整(咬合調整)します。これにより、歯と顎を安全な状態に導きます。

違い③:素材と耐久性(ハード vs ソフト)

市販品:柔らかい素材(ソフトタイプ)がほとんどです。柔らかいため、逆に「グミ」を噛むように無意識に食いしばりを助長してしまう(筋活動を高めてしまう)可能性が指摘されています。
歯科医院製:硬いプラスチック(ハードレジン)で作る**「ハードタイプ」**が主流です。硬く滑沢な面で歯ぎしりの力を受け流し、筋肉の緊張を緩和させる効果があります。(詳細は次章で解説)

結論として、安価な市販品の使用は、「百害あって一利なし」となるリスクがあります。必ず札幌の歯科医院でご自身の噛み合わせに合ったものを作製してください。


ハードタイプとソフトタイプの違いは?

歯科医院で製作するナイトガードにも、主に2種類の素材があります。当院では、患者さまの状態に合わせて最適な素材を選択します。

ハードタイプ(硬い) ソフトタイプ(柔らかい)
素材 レジン(硬質プラスチック) シリコン・EVA(軟質プラスチック)
主な目的 歯ぎしり(横スライド)の力を逃がす。
顎関節の緊張緩和。
食いしばり(縦の力)のクッション。
メリット ・精密な噛み合わせ調整が可能。
・耐久性が高い。
・歯ぎしりの力を逃しやすい。
・装着時の違和感が少ない。
・製作が比較的容易。
デメリット ・装着時の違和感がやや強い。
・破損すると修理が必要。
・すり減りやすく、穴が開きやすい。
・柔らかさで逆に食いしばりを助長する可能性あり。
保険適用 保険適用(主流) 保険適用(一部のケース)

原則として、当院では顎関節や歯を長期的に守るため、精密な咬合調整が可能で耐久性も高い「ハードタイプ」を第一選択としています。


札幌・当院でのナイトガード製作の流れと保険適用・費用

ナイトガード製作のステップ

当院でのナイトガード製作は、通常2回のご来院で完了します。

1回目:診査・診断・型取り

まずは、歯ぎしりの状況、歯のすり減り具合、顎関節の状態を診察します。歯ぎしりや顎関節症の診断がついた場合、保険適用での製作が可能であることをご説明します。その後、精密な歯型を採得します。

2回目:装着と精密な咬合調整

約1週間後に、完成したナイトガードをお口に装着します。ここからが最も重要です。歯科医師が、ナイトガードを装着した状態で、顎がリラックスする位置で全ての歯が均等に当たるよう、0.1mm単位で研磨・調整(咬合調整)を行います。この調整を精密に行うことで、初めてナイトガードは安全な装置として機能します。

定期メンテナンス

装着開始後も、1〜3ヶ月後に一度ご来院いただき、噛み合わせが変化していないか、装置に異常がないかをチェックします。不適合なまま使い続けると逆効果になるため、定期的なメンテナンスは非常に重要です。

札幌の歯科医院でナイトガードの噛み合わせを調整している様子

(精密な噛み合わせの調整が、歯と顎を守る鍵です)

保険適用と費用について(札幌市の場合)

札幌市内の歯科医院でナイトガードを製作する場合、「歯ぎしり(ブラキシズム)」または「顎関節症」の診断がつけば、健康保険が適用されます。

保険適用(3割負担)の場合の費用目安

札幌市の保険診療(3割負担)の場合、初診料・再診料、検査料、型取り、ナイトガード本体の費用、装着時の調整料まで、すべて含めた総額の目安は、約3,000円〜6,000円程度です。

※保険点数の改定により変動する場合があります。
※当院では、矯正治療中の方の歯を守るため(自費診療)、あるいはより特殊な設計が必要な場合(自費診療)を除き、ほとんどのケースを保険適用内で製作しています。


ナイトガードの正しいお手入れ方法と寿命

ナイトガードを清潔に長持ちさせるため、日々のお手入れは非常に重要です。

基本のお手入れ方法

  • 朝起きたらすぐに外す:装着したまま飲食はしないでください。
  • 流水下で洗浄:柔らかめの歯ブラシ(専用のものが望ましい)を使い、歯磨き粉はつけずに(研磨剤で傷がつくため)優しくこすり洗いをします。
  • しっかり乾燥・保管:洗浄後は、清潔なタオルなどで水分を拭き取り、通気性の良い専用ケースで保管します。濡れたまま密閉すると雑菌が繁殖します。
  • 熱湯消毒は厳禁:熱いお湯(60℃以上)をかけると、プラスチックが変形してしまうため、必ず水またはぬるま湯で洗ってください。

匂いや着色が気になったら

毎日洗浄していても、唾液のタンパク質などで匂いやヌメリが気になることがあります。その場合は、週に2〜3回、市販の「マウスピース専用洗浄剤」(リテーナーシャイン、ポリデント(マウスピース用)など)を使用することをお勧めします。

ナイトガードの寿命と交換時期

寿命は、使用する素材(ハードかソフトか)や、歯ぎしりの強さによって個人差がありますが、一般的に1年〜3年程度が交換の目安です。プラスチック製のため、毎晩の歯ぎしりによって徐々にすり減っていきます。
「穴が空いた」「割れた」「変形した」「フィット感が悪くなった」といった場合は、すぐに使用を中止し、新しいものを製作し直してください。


よくある質問(Q&A)

歯科医院で作るナイトガードは、保険適用でいくらですか?

A. 札幌市の歯科医院で「歯ぎしり」や「顎関節症」の診断を受けてナイトガード(マウスピース)を作る場合、健康保険が適用されます。3割負担の方で、型取りから装置完成・調整まで含めて、総額で約3,000円〜6,000円程度が目安です。

市販のマウスピースを使ってはいけませんか?

A. 市販品(お湯で温めて自分で型取りするタイプ)は推奨しません。最大の理由は「噛み合わせの調整」ができないためです。フィット感が悪かったり、不適切な噛み合わせで固定されたりすると、逆に顎関節症や歯並びを悪化させるリスクが非常に高いため、必ず歯科医院で精密に製作してください。

ナイトガードはどのくらい持ちますか?(寿命)

A. 使用する素材(ハードかソフトか)や、歯ぎしりの強さによって個人差がありますが、一般的に1年〜3年程度が交換の目安です。プラスチック製のため徐々にすり減っていきます。穴が空いたり、割れたりした場合はすぐに作り直しが必要です。

ナイトガードのお手入れ方法は?

A. 毎朝外したら、流水下で柔らかい歯ブラシ(歯磨き粉はつけない)で優しく磨いてください。熱いお湯は変形の原因になるため厳禁です。週に数回、専用のマウスピース洗浄剤を使用すると、匂いや着色を防ぎ清潔に保てます。

ナイトガードで歯ぎしり自体は治りますか?

A. いいえ、ナイトガードは歯ぎしりそのものを「治す」ものではありません。あくまで、歯ぎしりによって歯や顎にかかる破壊的な力を「緩和」し、「歯を守る」ための対症療法です。歯ぎしりの根本原因にはストレスや噛み合わせが関わっているとされますが、完全な治療法は確立されていません。

上下どちらに作りますか?(上顎用・下顎用)

A. 一般的には上顎(上の歯列)に作製することが多いですが、嘔吐反射、歯列形態、補綴物の状況、顎関節や筋の状態などにより下顎を選択する場合もあります。どちらが適切かは診査のうえで判断します。

ナイトガードを装着すると痛い・違和感があるのは正常ですか?

A. 装着初期は違和感が出ることがありますが、強い痛み、顎の痛み、噛み合わせがずれる感じ、頭痛の悪化などがある場合は調整が必要なことがあります。無理に使い続けず、早めに歯科医院で噛み合わせや当たりを確認してください。


ナイトガードが必要か迷っている方へ|受診の判断ポイント

「歯ぎしりがあるかどうかわからない」「ナイトガードが本当に必要なのか判断できない」
このような理由で受診を迷われている方は少なくありません。

実際、歯ぎしりや食いしばりは睡眠中の無意識下で起こることが多く、ご本人に自覚症状がないケースも非常に多いのが特徴です。
そのため、「痛みが出てから」「歯が欠けてから」初めて問題に気づく方も少なくありません。

歯科医院では、歯のすり減り方(咬耗)、歯のヒビ(マイクロクラック)、歯ぐきや骨への負担、
顎関節や咀嚼筋の緊張状態などを総合的に診査し、
ナイトガードが必要かどうかを医学的に判断します。

特に以下のような方は、症状が軽くても一度歯科でのチェックをおすすめします。

  • 朝起きたときに顎やこめかみが重い・だるい
  • 歯が以前より短くなった、角が欠けた気がする
  • 詰め物や被せ物がよく外れる・割れる
  • 家族から歯ぎしりを指摘されたことがある
  • 矯正治療後で、歯並びの後戻りが心配

ナイトガードは「症状が強くなってから使うもの」ではなく、
歯や顎を守るための予防的な装置として使用することが非常に重要です。
早期に適切な対応を行うことで、将来的な大きな治療(被せ物・抜歯・再矯正など)を防ぐことにもつながります。


まとめ|札幌・月寒で歯ぎしりにお悩みの方へ

歯ぎしり・食いしばりは、ご自身が気づかないうちに歯や顎に深刻なダメージを与え続ける、静かな脅威です。朝起きた時の顎のだるさや、歯のすり減りを「体質だから」と諦める必要はありません。

歯科医院で精密に製作されたナイトガードは、それらの破壊的な力からあなたの大切な歯を守る、最も有効な「防具」です。特に、市販品では決して得られない「精密な噛み合わせの調整」こそが、歯科医院で製作する最大の価値です。

やまぐち歯科こども歯科は、札幌市豊平区月寒の地域医療を担う医院として、噛み合わせの知見も活かし、患者さま一人ひとりに最適化されたナイトガードの製作を行っています。

執筆・監修:やまぐち歯科こども歯科(札幌市豊平区 月寒中央)
山口優(著者)・山口治奈(監修者)が、矯正治療の観点からも噛み合わせを考慮し、歯と顎を長期的に守るためのナイトガード治療を実践しています。
札幌市豊平区・月寒で歯ぎしりや顎の痛みにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

札幌市豊平区・月寒中央駅直結やまぐち歯科こども歯科では、
歯ぎしり・食いしばり、顎関節症のご相談を随時承っております。

「自分もナイトガードが必要か知りたい」「市販品との違いを詳しく聞きたい」
保険適用の範囲内で診断・製作が可能です。まずは札幌・月寒の当院へお気軽にご相談ください。
お電話でのご予約も承っております: 011-855-3722

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