コラム|月寒中央駅で歯科をお探しの方はやまぐち歯科こども歯科まで

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コラムcolumn

【ママの味方】歯医者嫌いのお子さまが笑顔に変わる練習法|やまぐち歯科こども歯科





【札幌の歯科医師監修】歯医者嫌いな子の克服法|3つの約束とスモールステップ練習法











札幌・豊平区月寒|歯科医師監修

歯医者嫌いな子の克服法
3つの約束 × スモールステップ練習法

🕒 読む目安:約16分
📅 公開:2025/10/17
🔄 更新:2025/12/17

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※まずは「遊びに来る」だけでも大丈夫です🧸

「うちの子、歯医者さんだけはどうしてもダメで…」
そんな風に悩んでいませんか?

「歯医者さんに行こう」と言うだけで大泣きしてしまう。待合室では固まっているのに、診察室に入った途端に暴れてしまう。周りの子はおとなしく治療を受けているのに、どうしてうちの子だけ…と悩んでいませんか?

そんなお子さまの姿を見て、心を痛めている保護者の方は、決して少なくありません。無理やり治療を受けさせることへの罪悪感と、お子さまの歯の健康を守りたいという責任感との間で、お一人で悩みを抱え込んでしまうこともあります。

でも、どうかご安心ください。歯医者さんが怖いのは、お子さまのわがままではありません。そして、それは決して乗り越えられない壁でもありません。

私たちやまぐち歯科こども歯科には、「お子さまに歯医者を嫌いになってほしくない」という強い想いがあります。幼い頃の恐怖体験は、大人になってからの歯科受診を遠ざけ、将来のお口の健康を損なう原因にもなりかねないからです。

だからこそ、私たちは診療台に座っていきなり治療を始めることはしません。まずはお子さまと向き合い、大切な「3つのお約束」を交わすことからスタートします。

監修者:札幌 月寒 やまぐち歯科こども歯科 矯正担当医 山口治奈(日本矯正歯科学会認定医)

この記事の著者・監修者:山口 治奈(やまぐち はるな)

やまぐち歯科こども歯科 歯科医師 / 日本矯正歯科学会認定医 / 歯学博士
この記事は、矯正担当医であり三児の母でもある山口治奈が執筆・監修しています。当院は山口優(日本矯正歯科学会認定医)と連携する札幌でも数少ない「ダブル認定医」体制です。専門家として、また親としての両方の視点から、札幌の保護者さまの疑問にお答えします。

Why?|なぜお子さまは歯医者さんを怖がるのか?

具体的なお話をする前に、まずはお子さまが歯医者さんを怖がる「理由」を一緒に考えてみましょう。原因がわかれば、お子さまの気持ちに寄り添うことができます。

お子さまが感じる「怖い」の正体
  • 未知への恐怖:「何をされるかわからない」という不安は、大人でも怖いもの。独特の音、匂い、初めて見る器具、倒れる椅子など、歯科医院はお子さまにとって未知の世界です。
  • 感覚への刺激:キーンという機械の音、薬の匂い、口の中に器具が入る感覚など、普段経験しない強い刺激が、不快感や恐怖に繋がります。
  • 拘束される感覚:椅子に寝かされ、大きく口を開けている状態は、自分で身動きが取れない「無防備な状態」です。これが本能的な恐怖を引き起こします。
  • 過去の経験や刷り込み:以前に痛い思いをした経験や、保護者の方や周りの大人が「歯医者さんは痛いよ」と話しているのを聞いて、怖いイメージが刷り込まれている場合もあります。

これらの理由は、どれもお子さまの素直な反応です。この気持ちを頭ごなしに否定せず、「そうだよね、怖いよね」とまずは共感してあげることが、克服への第一歩となります。


Check|こんなお子さまは「練習通院」がおすすめです

「まだ治療が必要かわからないけれど、歯医者さんに慣れておきたい」という場合も、ぜひお気軽にご来院ください。以下のようなお子さまは、特にスモールステップでの練習が効果的です。

  • 病院や白衣を見ただけで泣いてしまう
  • お家での歯磨きも嫌がってさせてくれない
  • 過去に歯医者さんで押さえつけられた経験がある
  • 「何をされるかわからない」ことへの不安が強い(慎重な性格)
  • 3歳児健診などで「むし歯の疑い」を指摘されたが、受診をためらっている

Promise|私たちが大切にしている、お子さまとの「3つのお約束」

当院では、お子さまが安心して通えるようになるまで、決して無理強いはしません。そのために、私たちはお子さまと、そして保護者の方と、以下の「3つのお約束」を交わします。

約束その①:まずは、お話ししよう(何が嫌か聞く)

「音が怖い?」「横になるのが不安?」「お口の中に何か入れられるのが嫌?」
いきなりお口を開けさせるのではなく、まずはお子さま自身の声に耳を傾けます。何が不安なのか、恐怖心の「正体」を知ることで、その子が一番安心できるアプローチ方法を一緒に探ります。お話しするだけでも、立派な診療の第一歩です。

約束その②:無理やり、はしません(「今日はここまで」を決める)

「今日は歯ブラシの練習だけしてみよう」「今日は鏡でお口の中を見るだけにしよう」など、その日のゴールをお子さまと一緒に最初に決めます。
そして、決めたこと以上のことは絶対にしません。「今日はこれだけ」という見通しが立つことで、お子さまは安心して診療に向き合えるようになります。

約束その③:ウソは、つきません(納得してから進める)

「何もしないよ」「痛くないよ」と嘘をついて治療を始めることは、お子さまとの信頼関係を根底から壊してしまいます。
私たちは、何をするのかを子どもにも分かる言葉で正直に伝え、お子さま自身が「いいよ、頑張る」と納得してくれるのを根気強く待ちます。「嘘をつかない」ことが、信頼関係を築くための最も大切な一歩だと考えているからです。

⚠️ どうしても緊急で治療が必要な時は…

強い痛みがある場合や、放置すると危険なほど緊急性が高い場合に限り、保護者の方としっかり相談・連携した上で、やむを得ず迅速に治療を行うこともあります。
その際も、「なぜ今やらなければいけないのか」「どんなことをするのか」を、お子さまにも誠実に伝え、治療中も治療後も、お子さまの心のケアを最優先に行います。


About|歯医者嫌いを克服する「スモールステップ練習法」とは?

治療が目的ではありません

この「3つのお約束」を守りながら進める具体的な方法が、「スモールステップ練習法」です。

これは、「歯の治療を受ける」という大きなゴールを、達成可能なごくごく小さなステップに分解し、一つずつクリアしていくトレーニング法です。

ここで重要なのは、治療をすること自体が目的ではない、ということです。目的は、お子さまが「歯医者さんは怖くない場所だ」「自分はできるんだ!」と感じられるようになること。その結果として、治療がスムーズに進むのです。

比較項目 従来の「無理やり治療」 スモールステップ練習法
目的 むし歯を治すこと(治療優先) 歯医者に慣れること(子どもの心優先)
お子さまの気持ち 怖い、痛い、不信感、無力感 できた!、嬉しい、安心、自信
保護者の方の気持ち 罪悪感、ストレス、疲労 安心、喜び、子どもの成長を実感
長期的な結果 歯科トラウマ、歯医者離れ 予防習慣の定着、生涯の健康

Home|【実践編】おうちから始めるスモールステップ

この練習法は、クリニックに来てから始まるわけではありません。実は、成功の鍵は、ご家庭での準備にあります。ここでは、保護者の方がおうちでできる具体的なステップをご紹介します。

フェーズ1:おうちでの準備期間

  1. 1

    歯医者さんごっこで予行演習
    保護者の方が歯医者さん役になり、お子さまがぬいぐるみやお人形の歯を診てあげる遊びです。「お口をあーんしてね」「ライトで見てみるよ」「しゅっしゅってお掃除するね」など、優しく声をかけながら進めます。このように、歯医者さんで何をするのかを、楽しい遊びを通して体験させましょう。

  2. 2

    ポジティブな言葉のシャワー
    「歯医者さんに行くと、歯がピカピカになって気持ちいいね!」「先生がばいきんまんをやっつけてくれるよ」など、歯医者さんに対して前向きなイメージを持てるような言葉を選んで話してあげてください。「痛い」「怖い」「注射」といったネガティブな言葉は絶対に避けます。

  3. 3

    絵本や動画の力を借りる
    歯医者さんをテーマにした、明るく楽しい絵本やアニメはたくさんあります。キャラクターと自分を重ね合わせることで、「これなら自分もできるかも」という気持ちを引き出すことができます。


Clinic|【実践編】札幌・当院でのスモールステップ

いよいよクリニックでの挑戦です。ここでも、決して焦ってはいけません。札幌市豊平区月寒の当院では、「無理やりはしない」という約束のもと、お子さま一人ひとりのペースに合わせてステップを踏んでいきます。

札幌やまぐち歯科こども歯科のキッズスペース(待合室)で楽しく遊ぶ様子

(当院のキッズスペースです。まず「遊びに来る」ことから始めましょう)

フェーズ2:クリニックに慣れる期間

  • 1

    今日のゴール:待合室で遊んで帰る
    初日は、治療をしないことも多々あります。まずはキッズスペースで楽しく遊び、「歯医者さんは楽しい場所だ」という印象を持ってもらうことが目的です。スタッフと挨拶をしたり、少しお話をするだけでも大きな一歩です。

  • 2

    今日のゴール:診察台に座ってみる
    次は、診察台に一人で座る練習です。椅子が倒れたり動いたりするのを体験し、「面白い乗り物だね」と一緒に楽しみます。まだお口は開けなくても大丈夫。「座れた」という事実を、思い切り褒めてあげます。

  • 3

    今日のゴール:器具とお友達になる
    「これはお口の中を見る小さな鏡だよ」「こっちは風が出てくるドライヤーだよ」と、器具を一つずつ紹介し、安全なものは手に触れさせます。何をするための道具かが分かれば、恐怖心は和らぎます。

  • 4

    今日のゴール:お口を開けて数を数える
    いよいよお口を開ける練習です。鏡で自分の歯を見ながら、「1, 2, 3…」と数を数えるだけ。治療は一切しません。「自分のお口の中がどうなっているか」に興味を持ってもらうことが目的です。

札幌の小児歯科で歯科医師が子どもに器具(ミラー)を見せている様子

(器具に触れる練習。「怖くない」と分かってもらうことが大切です)

これらのステップを、お子さまによっては数回に分けて行うこともあります。時間はかかっても、お子さまが納得し、自信を持って次のステップに進めるようになるまで、私たちは根気強く待ち続けます。


Parents|保護者の方へのお願い(DOs & DON’Ts)

この練習法を成功させるためには、私たち医療者だけでなく、保護者の方の協力が不可欠です。ここでは、お子さまをサポートする上での大切なポイントをお伝えします。

✅ やってほしいこと(DOs)

  • どんなに小さな「できた」も、大げさなくらい褒める
    「診察台に座れたなんてすごい!」「先生に挨拶できたね、えらい!」など、結果ではなくプロセスを具体的に褒めてあげてください。その言葉がお子さまの何よりの自信になります。
  • 保護者の方自身がリラックスする
    親の不安は、お子さまに伝わります。「大丈夫かな」という心配な気持ちは一旦横に置いて、リラックスした笑顔でお子さまを見守ってあげてください。
  • 「今日は何をしに行くか」を事前に話しておく
    「嘘はつかない」という約束を守るためにも、「今日は、お椅子に座る練習をしに行こうね」と、その日の小さなゴールを事前に共有しておくことが大切です。

❌ やめてほしいこと(DON’Ts)

  • 歯医者さんを「脅し文句」に使う
    「歯磨きしないと、歯医者さんで痛いことされるよ!」は絶対にNGです。歯医者さん=罰、というネガティブなイメージを植え付けてしまいます。
  • 嘘をつく
    「何もしないよ」「痛くないよ」と嘘をついて連れてくるのは、信頼関係を根底から壊してしまいます。正直に、でもポジティブな言葉で伝えることが大切です。
  • 他のお子さまと比べる
    「あの子は泣いてないのに」という言葉は、お子さまを深く傷つけます。成長のペースは一人ひとり違います。お子さま自身の「昨日よりできたこと」に目を向けてあげてください。

Q&A|歯医者嫌いに関するよくある質問

子どもが歯医者を怖がるのはなぜですか?

A. 「何をされるかわからない」という未知への恐怖、機械の音や匂いといった感覚への刺激、椅子に寝かされる拘束感、過去の痛かった経験などが主な理由です。これらは子どもの素直な反応であり、わがままではありません。

「スモールステップ練習法」とは何ですか?

A. 「歯の治療」というゴールを、「待合室で遊ぶ」「診察台に座る」「器具に触る」といった小さなステップに分解し、一つずつクリアしていくトレーニング法です。治療を目的とせず、お子さまの「できた!」という自信を育むことを最優先にします。

歯医者嫌いを克服するために、家でできることはありますか?

A. 「歯医者さんごっこ」で治療の流れを遊びながら体験させたり、「歯がピカピカになるね」とポジティブな言葉がけをしたり、歯医者さんの楽しい絵本を読み聞かせたりすることが効果的です。逆に「痛いよ」「注射」といったネガティブな言葉は使わないでください。

札幌市豊平区で、子どもが歯医者の練習(トレーニング)だけに通うことは可能ですか?

A. はい、もちろんです。札幌市豊平区月寒の当院では、治療を目的としない「歯医者に慣れるため」だけの通院を歓迎しています。初日は待合室のキッズスペースで遊んで帰るだけでも構いません。お子さまのペースで進めますのでご安心ください。

この練習法の中心にあるのは、「子ども自身が治療に積極的になるように」という、当院の揺るぎない信念です。

この考え方を誰よりも大切にしているのが、小児歯科・矯正歯科担当の治奈(はるな)先生です。三児の母でもある治奈先生が、どんな想いで日々お子さまたちと向き合っているのか、ぜひこちらの記事もあわせてご覧ください。

▶ 「歯医者さん、好き!」を育てる 治奈先生の想い

「うちの子、歯医者さん大丈夫かな?」――その不安な気持ち、ぜひ一度、私たちにお聞かせください。
「見学だけ」「お話を聞くだけ」からでも大歓迎です。

泣いてしまっても、暴れてしまっても大丈夫です。
札幌市豊平区・月寒中央駅直結の「やまぐち歯科こども歯科」で、ママと一緒に、お子さまのペースで「怖い」を「できた!」に変えていきましょう。

▶ まずは相談・見学のご予約から

監修者:札幌 月寒 やまぐち歯科こども歯科 山口優(日本矯正歯科学会認定医)

この記事の監修者:山口 優(やまぐち まさる)

やまぐち歯科こども歯科 歯科医師 / 日本矯正歯科学会認定医 / 歯学博士
お子さまから大人の方まで、地域全体の健康に貢献することを目指し、日々診療にあたっている。矯正歯科と小児歯科の連携を重視している。



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