皆さんこんにちは。

やまぐち歯科こども歯科です。

歯並びというのは、ひとつとして同じものは存在していません。

矯正治療を希望して来院される方の「歯並びの悩みも千差万別」です。

ただ、乱れた歯並びは、いくつかの種類に分けることができ、必要となる治療法も異なります。

今回はそんな「矯正治療で治せる歯並びの種類」をわかりやすく解説します。

上顎前突とは、上の前歯が前方に突出しているもので、一般的には「出っ歯」と呼ばれています。

比較的日本人に多い歯並びで、特徴的な顔貌を呈することから、「出っ歯を矯正治療で改善したい」と希望される方もたくさんいらっしゃいます。

下顎前突は、「受け口」とも呼ばれる歯並びで、「しゃくれている」と表現されることもあります。

その名の通り上顎前突とは逆の歯並びですね。

小さい頃にそうした症状が認められる場合は、「早期に小児矯正を受けた方が良い」といえます。

顎骨の発育を正常化させることで、受け口の症状を根本から改善することが可能です。

叢生とは、「乱ぐい歯」とも呼ばれる歯並びで、1本1本の歯が別々の方向を向いています。

歯列がデコボコしているため、見た目が悪いだけでなく、汚れもたまりやすくなっています。

その結果、「虫歯や歯周病のリスクも高く」なります。

乱ぐい歯は、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などできれいに整えることが可能です。

小児矯正の段階で顎の骨をきちんと広げておけば、抜歯をする必要がなくなります。

矯正治療で治すことのできる歯並びとしては、その他、「開咬（かいこう）」や「過蓋咬合（かがいこうごう）」、すきっ歯である「空隙歯列（くうげきしれつ）」などがあります。

いずれも適切な矯正治療を実施することで症状を改善することができます。

このように、歯並びにもいろいろ種類がありますが、矯正の認定医であれば、それぞれに最適といえる矯正法をご提案することができます。

ですから、歯並びの乱れにお困りであれば、いつでもやまぐち歯科こども歯科までご相談ください。